日本はAKB総選挙で沸きますが，カナダは首相総選挙で沸きます！
カナダは上院と下院の二院性ですが，国民総選挙によって選ばれる下院３３８議席（だったはず）を巡って，
主要政党４党による壮絶なアピールが続いています。
現首相であるスティーヴン・ハーパーは，２００６年から首相を務めていて，
党名が保守党というだけあり，善くも悪くも保守的な政策が多く，それが裏目に出る事も多かったようで，
今回はSTOP HERPERという名目の元，他三党を支持する国民が沸いているみたいです。
そんな中，僕の住むエドモントンアルバータ州で議席を最も持っているNDP（新民主党）の
最終？演説を見に行ってきました！
場内に入ると，まるでライブでも始まるのか？
と言わんばかりの証明やBGM，そして人達のムード。日本の演説とはかなり雰囲気が違います。
司会者による，盛り上げもあり現NDP党代表トーマス・マルケアが登場！！
ウオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！（支持者の声）
会場のボルテージはMAXに！！
テレビ中継も入っていたので，カメラに向い演説を行う。
一言一言の合間に後ろの支持者達が煽り立てます。
うちのルワンダ人メイトも彼を支持してます。まだカナダ国籍がないので選挙権は無いのだけども・・・
僕の英語力の無さで，全部はわからなかったんですが，
要するに，保守党の行っていたお金持ちの人への優遇ではなく，もっと中流以下の人達への優遇をする事で
カナダ経済を復活させていく！というマニュフェストでした。
働きたい奥さんの為に，チャイルドケアを格安で提供したり，最低賃金を大幅に上げたりと，そんな感じです。
正直まだカナダ経済と政治の「け・せ」の字もちゃんと理解してない自分は，
勉強になったというのと，初めて味わう他国の異様な総選挙の雰囲気に圧倒されていました。
でも国民への伝え方や巻き込み方は日本よりも上手な気もします。
メイトに聞くと，かなり国民のフラストレーションは溜まっているので政権が変わる可能性は高い。
でも票が散らばるだろうから，もしかしたらそのままかも。という状態だそう。
もし今回の総選挙で，政権が変わるという事があれば約１０年振りですから，歴史的な瞬間を月曜日に見れると思います。
夜11時に結果が出るので，街が賑わう可能性もあるみたいです。
そっちのワクワクドキドキもありますが，何よりも明日の初仕事のワクワクドキドキの方が個人的には大きかったりします^^;
寝坊しないように頑張るぞ！
※追記
盛り上がりは凄いのですが，実際の投票率は６０％くらいと低め。（日本は５２％ですけども）
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