昨日10月19日は10年以上振りにカナダの政治的な歴史が動いた日となりました。
“Real Change”を掲げた自由党党首であるJustin Trudeau(ジャスティン トゥルドー)氏が
昨日の総選挙により,マジョリティである議席を確保し,次期カナダ首相に決定しました。
彼はまだ若干43歳という若さ。ちなみに日本首相の最年少は伊藤博文で44歳。
戦後の日本でいうと安倍首相の52歳が最年少(現在61歳)と考えるとかなりの若さです。
そして映画俳優顔負けのハンサム具合なので,今後の対外国受けや若者はかなり良くなりそうです。
勝因は様々あるのでしょうが,一般的に言われているのが今までの与党であった保守党と
その党首であったStephen Harper氏の文字通り保守的な政策にうんざりした人達の票を獲得した事だと言われています。
あとはキャンペーン活動が効率的で,国民への訴え方が一番上手かったとも言われています。
今までは,閉鎖的な政府,富裕層や高齢者への優遇政策,カナダ国民への待遇等が保守党の政策でしたが,
自由党は,オープンな政府,中流階級への政策,難民や移民への待遇,
そしてインフラに対する積極的支援等を公言しております。
超簡単に言うと,
お金持ちや高齢者,現カナダ国民への待遇で経済を盛り上げる政策から
中流階級と若者,カナダにいる人達みんなへの待遇で経済を盛り上げる政策にシフトするという
180度対象が変わったといっても過言では無い訳です。
そして僕のルームメイトも普段は飲まないくせにこの日は歓喜の乾杯をしました。
彼らは新民主党を応援していましたが,新民主党は惨敗。しかし,保守党になるよりは全然良いという事で喜んでいます。
夜中,パーティがあるかと期待して出かけましたが,月曜の夜だというのと,
僕の住むエドモントンはほぼ保守党支持の為に静かだったので即帰宅(笑)
でも,テレビを見る限り大都市では大盛り上がりしているみたいですね。
とはいえ,完全な大圧勝で勝った訳ではなく
39,5%の票を獲得した自由党に対して,保守党も31,9%とまだ善戦しています。
更に若さは強みでもありますが,
経験値の薄さや周りからの見られ方も若いという見られ方をする為に弱みでもあります。
特に就任した最初の年で良い結果や変化を出せないと,あっという間に国民の目は変わってしまうと思います。
とにかく自分がこうした日本以外の歴史的な日に立ち会えたのは貴重な経験でしたし,
これからのカナダの変化を生で見れるのが楽しみです!
最後までご覧頂きありがとうございますアリ(´・ω・)(´_ _)ガト♪
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2015-10-21 at 3:02 PM
はじめまて!
以前にワーホリでエドモントンに住んでいたので、エドモントンの文字に惹かれました!
エドモントンは確かにバンクーバーやトロントに比べると何もないですが、ほとんどの人はフレンドリーでいい所だと思います!
是非こちらでエドモントンについて情報発信していただけるとありがたいです(^^)
2015-10-22 at 10:10 PM
初めまして,コメントありがとうございました!
そうですね,僕にとっては今カナダ=エドモントンって状態になっています。
本当にルームメイトを始め,みんなフレンドリーで親切です。
あまりきちんとした記事は書けないですが,生活Blogドンドン書いていきますね!